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2026.09.10
推し活にお金を使いすぎるのは危険? FPが教える“生きがい予算”と家計管理の考え方
推し活にお金を使いすぎるのは危険? FPが教える“生きがい予算”と家計管理の考え方

「推し活に毎月いくらまで使っていい?」
「ライブやグッズでついお金を使いすぎてしまう」
「貯金や投資もしたいけれど、推し活も我慢したくない」

推し活を楽しむ人が増える中で、このようなお金の悩みも増えています。

推し活というと、「使いすぎに注意」「節約した方がいい」と考えられがちです。

しかし一期コンサルティングでは、好きなことにお金を使うこと自体は、決して悪いことではないと考えています。

むしろ、推し活が日々の楽しみや仕事を頑張るモチベーションになっているのであれば、それは人生を豊かにする大切な支出です。

重要なのは、「使うか、使わないか」ではなく、生活を守りながら安心して楽しめる状態をつくることです。

今回は、推し活に使うお金について、FPの視点から考えていきます。

推し活にお金を使うことは悪いことではない

推し活には、

ライブやイベント
グッズ購入
遠征
ファンクラブ
配信サービス
コラボ商品

など、さまざまなお金がかかります。

そのため、「こんなに使って大丈夫なのかな」と罪悪感を持つ方もいるかもしれません。

しかし、自分の好きなことにお金を使えることは、人生にとって非常に大切です。

仕事や家事、人間関係など、日々の生活には少なからずストレスがあります。

そんな中で、

「来月ライブがあるから頑張ろう」
「新しいグッズが発売されるのが楽しみ」
「推しを見ると元気になれる」

というものがあることは、生活の充実度を高めてくれるようです。
弊社では、こうした支出は単なる「浪費」と考えるのではなく、人生の幸福度を高めるためのお金として捉えても良いと考えています。

推し活は「生きがい予算」と考えてみる

家計管理では、

生活費
住宅費
教育費
貯蓄
投資

といった項目でお金を分けることが一般的です。

しかし、私たちはそこにもう一つ、

「生きがい予算」

という考え方を加えても良いと思っています。

趣味、旅行、スポーツ、推し活など、「これがあるから毎日を頑張れる」というものに使うお金です。

例えば、仕事で疲れた時や人間関係でストレスが溜まった時に、好きな音楽を聴いたり、ライブへ行ったりすることで気持ちがリセットされることがあります。

推し活は、人によっては「エネルギー補給」のような役割を果たしているのです。

資産形成だけを優先して、人生の楽しみをすべて削ってしまう必要はありません。

お金は増やすためだけにあるのではなく、人生を楽しむために使うものでもあります。

では、推し活にいくらまで使っていい?

一方で、「好きなことだからいくら使ってもいい」というわけではありません。

最も重要なのは、自分の収支の範囲内で楽しむことです。

推し活のために、

生活費が足りなくなる
クレジットカードの支払いができない
貯金を毎月取り崩す
借入をする

という状態になれば、家計の基盤そのものが崩れてしまいます。

特に家族がいる場合は、

住宅費
教育費
生活費
万が一への備え

など、守るべきお金もあります。

そのため、「推し活は手取りの○%まで」と一律に決めるより、

必要なお金を確保したあと、自由に使える金額の中で予算を決める

という考え方がおすすめです。

推し活予算を作るなら「先に分ける」

推し活で使いすぎてしまう人は、「余ったお金で楽しむ」という方法より、最初から予算を分けておく方が管理しやすいでしょう。

例えば給料が入ったら、

生活費
貯蓄
投資
将来必要になるお金

を先に確保し、そのあとに「今月は推し活に3万円」などと決めます。

ライブや遠征など大きな支出が予定されている場合は、年間で考えるのも一つの方法です。

例えば、

ライブ・遠征:年間12万円
グッズ:年間6万円
ファンクラブなど:年間2万円

であれば、年間20万円。

毎月約1万7,000円を「推し活用」として積み立てておけば、急な出費にも対応しやすくなります。

大切なのは、使うたびに罪悪感を持つのではなく、最初から使っていいお金として準備することです。

「推し活か、貯金・投資か」の二択にしない

最近はNISAなど資産形成への関心が高まり、

「趣味に使うくらいなら投資した方がいい」
「若いうちはできるだけ資産形成を優先するべき」

といった情報も見かけます。

もちろん将来のためにお金を準備することは重要です。

しかし、将来だけを優先して、現在の楽しみをすべて我慢してしまうのも違うと私たちは考えています。

推し活を楽しみながら、貯金や投資も続ける。

その両方ができる状態をつくることが理想です。

例えば、

老後資金は長期投資
数年後の遠征資金は現金で積立
毎月の推し活費は自由費

というように、目的ごとにお金を分けることもできます。

「推し活をやめるか、投資をするか」ではなく、ライフプランの中で両立できる方法を考えることが重要です。

推し活でお金を使いすぎる人は「仕組み」を作る

「予算を決めても、つい使ってしまう」という方もいるでしょう。

推し活は限定商品や期間限定イベントなど、「今しか買えない」「今しか行けない」という場面も多く、感情的に判断しやすい支出でもあります。

そういう方は、意思だけで我慢するのではなく、仕組みで管理することをおすすめします。

例えば、

推し活専用口座を作る
毎月定額だけ移す
クレジットカードの上限を決める
年間イベントを先に整理する

などです。

使いすぎを防ぎながら、使う時には思い切り楽しめる状態をつくる。

それが長く推し活を続けるコツでもあります。

安心して推し活を続けるためにライフプランを考える

推し活は、人生の幸福度を高めてくれる大切なものです。

だからこそ、無理をしてやめるのではなく、安心して続けられる経済環境をつくることが重要です。

そのためには、

毎月いくら自由に使えるのか
将来必要なお金はいくらなのか
どの程度貯蓄すればいいのか
投資はいくら続ければいいのか

を整理する必要があります。

これがライフプランです。

自分のお金の全体像が分かれば、「今月3万円使っても大丈夫」と安心して判断できるようになります。

まとめ|推し活は「我慢するもの」ではなく、安心して楽しむもの

推し活にお金を使うこと自体は悪いことではありません。

むしろ、

仕事を頑張れる
ストレスをリセットできる
人生に楽しみが生まれる

のであれば、それは立派な「生きがい予算」です。

ただし、生活費や将来必要なお金まで使ってしまえば、長く楽しむことはできません。

大切なのは、推し活を我慢することではなく、推し活を続けても大丈夫な家計をつくることです。

一期コンサルティングでは、資産形成だけを優先するのではなく、「どんな人生を送りたいか」「何にお金を使うと幸せなのか」まで含めてライフプランを考えています。

「推し活にいくら使っていいのか分からない」「貯金や投資と趣味を両立したい」「どうしても使いすぎてしまう」という方は、一度、一期コンサルティングで自分だけの“生きがい予算”を含めたライフプランを考えてみませんか。

 

 

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【監修者情報】

[監修者名] (株)一期コンサルティング ファイナンシャルプランナー 船田勝太

[資格] AFP(日本FP協会認定)/2級ファイナンシャルプランニング技能士/公的保険アドバイザー/住宅ロ-ンアドバイザー

[経歴]

2014年~東京海上日動火災保険(株)

2017年~(株)一期コンサルティング

[専門分野] ライフプランニング/住宅資金相談/資産運用/保険相談

 

※ 注意
この記事は、一般的な情報を提供することを目的としており、特定の商品やサービスを推奨するものではありません。
個別の状況については、専門家にご相談ください。