コラムCOLUMN
「終活って、何から始めればいい?」
「まだ50代だけど、終活を考えるのは早い?」
「相続や資産の整理だけしておけばいいの?」
終活という言葉を聞くと、遺言や相続、お墓、葬儀など「亡くなった後の準備」をイメージする方も多いかもしれません。
しかし一期コンサルティングでは、終活はそれだけではないと考えています。
むしろ大切なのは、これから残された人生をどう過ごしたいのかを考え、そのためにお金や資産を整理することです。
今回は、終活でまず考えたいことをFPの視点から整理するとともに、自分自身の考えを整理するためにそのまま使える「終活用AIプロンプト」もご紹介します。
そもそも終活とは?
終活とは、自分の人生の終わりに向けて、身の回りのことや財産、家族への希望などを整理しておく活動です。
一般的には、
- 財産や資産の整理
- 相続について考える
- 保険を確認する
- 医療や介護について考える
- 葬儀やお墓の希望を整理する
- 家族へ伝えておきたいことをまとめる
といった準備が挙げられます。
もちろん、こうした準備は大切です。
ただ、一期コンサルティングでは、もう一歩踏み込んで、
「これから自分は何をしたいのか」
まで考えることが終活だと捉えています。
終活という言葉から「人生の終わり」を考えるのではなく、残された時間をどう生きるかを考えるライフプランとして捉えることが大切です。
終活は50代・60代から始めても早くない
終活というと、70代や80代になってから始めるイメージを持つ方もいるでしょう。
しかし、お金のことまで考えるのであれば、50代・60代から一度整理しておく意味があります。
例えば50代になると、
子どもの独立
住宅ローンの完済
定年退職
年金生活
親の介護
自分自身の老後
など、これまでとは違うライフイベントが見えてきます。
これから収入がどのように変わるのか。
現在の資産でどこまで生活できるのか。
自分のためにどのくらい使えるのか。
家族には何を残したいのか。
こうしたことを早めに整理できれば、単に「老後のお金が不安だから貯め続ける」という状態から抜け出しやすくなります。
終活でまずやることは「資産の棚卸し」
終活を始めようと思ったとき、最初から遺言や相続について難しく考える必要はありません。
まずおすすめしたいのが、自分が今持っている資産を把握することです。
例えば、
預貯金
株式・投資信託
NISA・iDeCo
保険
不動産
住宅ローンなどの借入
を一度整理してみます。
重要なのは、資産額そのものを把握することだけではありません。
「このお金は何のために持っているのか」まで考えることです。
老後の生活費なのか。
旅行や趣味に使うお金なのか。
子どもや孫に残したいお金なのか。
万が一に備えるお金なのか。
目的を整理すると、「使っていいお金」と「残しておきたいお金」が少しずつ見えてきます。
「いくら残すか」だけでなく「いくら使うか」も考える
終活では、どうしても「家族にいくら残すか」に意識が向きがちです。
しかし、自分自身のためにお金をどう使うかも同じくらい重要です。
せっかく長年働いて資産をつくっても、最後までほとんど使わずに人生を終えることが、自分にとって本当に望んだ形なのかは一度考えてみてもよいでしょう。
例えば、
夫婦で旅行に行きたい
趣味を楽しみたい
孫と出かけたい
住みたい場所へ引っ越したい
以前からやりたかったことに挑戦したい
といった希望があるかもしれません。
終活は、「亡くなった後にどうするか」だけを考えるものではありません。
自分が元気なうちに何をしたいのかを明確にすることも、大切な終活の一つです。
終活は家族への「情報整理」でもある
終活をしておくことは、自分だけではなく家族のためにもなります。
例えば、家族が、
「どこの銀行に口座があるのか分からない」
「どんな保険に加入していたのか分からない」
「資産がどこにあるのか分からない」
「本人がどうしてほしかったのか分からない」
という状態では、いざというときに大きな負担になります。
すべてを細かく決めておく必要はありませんが、
資産がどこにあるのか
どんな保険に入っているのか
大切な書類はどこにあるのか
自分はどんな希望を持っているのか
を整理しておくだけでも違います。
終活は、財産整理であると同時に、家族に自分の考えを伝える準備でもあります。
AIですぐ使える参考例 「終活用AIプロンプト」

「終活を考えたいけれど、何を整理すればいいのか分からない」という方は、AIを使って自分の考えを整理する方法もあります。
例えばChatGPTなどに、以下のプロンプトをそのまま入力してみてください。
【終活整理用プロンプト】
私は終活について考え始めたいと思っています。
現在の年齢、家族構成、仕事、資産、住居、今後やりたいことなどを一つずつ質問してください。
質問への回答をもとに、
- 今後の人生でやりたいこと
- 老後に必要になりそうなお金
- 現在整理しておくべき資産
- 家族に伝えておいた方がよいこと
- 相続や保険について確認した方がよいこと
- 今後5年・10年で準備しておくこと
に分けて整理してください。
最初から結論を出さず、一問ずつ質問しながら私自身の希望を引き出してください。
AIに質問してもらうことで、自分では思いつかなかったことに気づける場合があります。
終活を始める最初のきっかけとして、こうした使い方をしてみるのもよいでしょう。
AIだけでは整理しきれない「人生とお金」
一方で、AIにできることにも限界があります。
例えば、
「老後にいくら残せば安心なのか」
「今の資産なら毎年いくら旅行に使えるのか」
「保険は残した方がいいのか」
「子どもにいくら残すべきなのか」
といった答えは、その人の収入や資産だけでは決まりません。
どんな人生を送りたいのか。
どこまで家族を支援したいのか。
何歳まで働きたいのか。
何にお金を使うと幸せなのか。
こうした価値観まで含めて考える必要があります。
だからこそ、一期コンサルティングでは、資産だけを見るのではなく、その人の人生全体からライフプランを考えることを大切にしています。
まとめ|終活は「人生を終える準備」ではなく「これからを考える時間」
終活というと、相続や遺言、葬儀など「亡くなった後」の話だと思われがちです。
しかし、本当に大切なのは、
これから何をしたいのか
そのためにいくら使えるのか
家族に何を残したいのか
を考えることです。
まずは資産を整理し、自分の希望を書き出すところから始めてみてください。
AIを使って、自分自身への質問を増やしてみるのも一つの方法です。
そして、AIだけでは判断しにくいお金の使い方や資産形成、保険、相続まで含めて整理したい場合は、専門家と一緒に考える方法もあります。
一期コンサルティングでは、単に「老後にいくら必要か」を計算するだけではなく、これからどんな人生を送りたいのかを起点に、お金の使い方・残し方を一緒に整理するライフプランニングを行っています。
「終活を始めたいけれど何から手をつければいいか分からない」「老後のお金をどこまで使っていいのか不安」「家族に何を残すべきか整理したい」という方は、一度、ご自身のこれからの人生から考えてみませんか。
▶ 無料相談はコチラから
【監修者情報】

[監修者名] (株)一期コンサルティング ファイナンシャルプランナー 船田勝太
[資格] AFP(日本FP協会認定)/2級ファイナンシャルプランニング技能士/公的保険アドバイザー/住宅ロ-ンアドバイザー
[経歴]
2014年~東京海上日動火災保険(株)
2017年~(株)一期コンサルティング
[専門分野] ライフプランニング/住宅資金相談/資産運用/保険相談
※ 注意
この記事は、一般的な情報を提供することを目的としており、特定の商品やサービスを推奨するものではありません。
個別の状況については、専門家にご相談ください。




